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現代版亡国の呉

メディアを眺めていると流れているのは、「お笑い」「スポーツ」「低俗なもの(ポルノ)」といったものが主流を占めています。
国や自治体が膨大な借金を生み続け自転車操業のような状態になっており、世界的な恐慌危機にあるにもかかわらずです。

やはりストレスの多いこの時代を生きるうえで娯楽というものは欠かせません。
しかし、時代が変わっていくのであれば、国も社会も個人個人もそれに順応していかなければなりません。
一度、温い環境を味いその安全な柵の中で満足することを知ってしまうと、突如厳しい状況に立たされた時に忍耐、環境に順応させるための知恵を働かせるといった特性が培われていないためにパニックに陥ります。

日本には古くから呉服というものがあり、漢字で呉といった地名があります。
中国は呉という国があり有名な三国志時代より以前、春秋戦国時代の雄の1つをなしていました。

呉のとなりには越という国があり、呉国との戦に破れた越国の王、勾踐(コウセン)は呉国の奴僕となって3年間馬飼いの仕事をさせられます。
やがて赦され帰国した勾踐は日夜苦い肝を舐め復讐を誓います。

勾踐は呉王・夫差(フサ)が好色であることに目をつけます。
(つまり諜報戦です)
そこで美女による罠をかけるため越国中から美女を集めます。
そこで見出されたのが小さな村から見出された西施(セイシ)という美女でした。
西施の美しさは群を抜いていたうえ、舞も短期間で覚えるなど才能がありました。

やがて大軍を送る例をもって西施は呉に送られることになります。
その目的は呉王を惑わしその朝政を腐敗させること。
もうひとつは君臣を仲たがいさせ宰相の伍子胥(ゴシショ)を除くことでした。

やがて呉に到着した西施のあまりの美しさに呉王は心奪われてしまいます。
国政をそっちのけにし夫差は西施を溺愛します。

やがて越国から、2本の巨木が送られてきます。
西施はそれを使って自分のための宮殿を建ててほしいとねだります。

王は3年もの期間をかけて豪壮な舘娃宮(カンアイキュウ)を建てたために国庫は窮乏してしまいます。
(つまり家康が豊臣家の財力を削ぐために唆して寺社を建立させたように、意味のない宮殿を建てさせることによって財力を削がせたということです。妾を喜ばす目的の建物ですからさぞかし贅を尽くしたものだったのでしょう)

呉がそのように罠にはまっている間越国はといいますと兵を鍛え時に備えていたのでした。

さて、はたして残る脅威は名宰相・伍子胥のみとなりました。
伍子胥は孫子の兵法で有名な孫子とともに呉国興隆の柱となった人物です。

やがて、西施は讒言を夫差にいれ唆します。
夫差に疎まれた伍子胥は自害させられることになります。

恐れるものがなくなった越はすぐさま軍を発して呉を襲い、たちまち重要拠点を落として首都を陥落させ、忠臣伍子胥の忠告を聞かなかった呉王夫差は自害して果てます。

孫子や伍子胥の活躍で大国となった呉ですが絶世の美1人のために呉王夫差の滅びたのでした。

さて、大昔のことですのでわかりませんが、西暦前473年に呉が滅んだ時、日本にその末裔が逃げてきたのかもしれません。
個人的な見解になりますが娯楽の娯には本来の意味のほかに女を溺愛し国政をおろそかにした王がその企てにはまって国を滅ぼした、という訓戒も含まれているのではないかと思うんです。

今の日本の状態はというと冒頭で述べたとおり国家全体が、った方向での楽が溢れて正常な判断ができないほどになっているのではないでしょうか。
しかも、国の景気をささえるために莫大な維持費もかかる公共工事をし続けなければならないという状態です。
正しいことを言うものは利権と裏でリベートをもらっている者達に潰されていきます。

まさに、「現代版亡国の呉」これこそが現在の日本といえるのではないでしょうか。

一方、森林に行って、そこで静かに森を吹き抜ける風に耳をかたむけ、小鳥のさえずりに心を慰められ、太陽の日差しの暖かさに感謝し地球とひとつになったかのように心を委ねる、心の持ちようによってはこれもまた娯楽といえます。

物質主義依存的、麻薬的、ギャンブル的な意味での娯楽ではなく人間性を引き上げる本当の価値ある娯楽というものを考えそこに価値を見出していかなければならないと思います。
そして強い国を弱体化させ滅ぼすための手段として誤った方向性での娯楽というものが古から活用されているという事実を私たちは歴史から学び、何の目的をもってそれが流されているのかということを考え対処しなければなりません。

情報元:廃刊になっているかもしれませんが講談社の東周英雄伝より引用させていいただきました。
※孫子は「功なりて隠退することを知らねばいつか必ず後悔することになると言い残し、国を去って隠遁したため亡国の場にはいません。
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テーマ : 憂国
ジャンル : 政治・経済

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